ヘッドライトの電球をLEDに交換する利点と作業時の注意点

タイヤ

ヘッドライトの電球切れは車両のトラブルで多く見られるものです。夜間や暗所での走行が非常に危険なものとなるので電球の交換を速やかに行う必要があります。
電球には様々な種類がありますが、中でもLEDは明度が高いうえに寿命が長いことから非常に便利です。明度の高さは遠くからでもヘッドライトの光を確認しやすい利点があります。日中でも明るく見えるので、バイクを安全に走らせるには最適と言っても過言ではありません。
寿命の長さは電球を交換する手間が省け、メンテナンスの簡略化に繋がるのが魅力的です。ヘッドライトだけではなくウインカーの電球もLEDに交換することができるので、走行中に電球が切れてしまう事態を未然に防ぐことができます。

電球をLEDに交換する際は丁寧に取り扱うことを何よりも重視しなければいけません。LEDは衝撃に弱く、誤って落としてしまうとそれだけで性能が大きく低下するためです。電球部分を素手で触るのも皮脂などの汚れで明度が下がることに繋がるので避ける必要があります。また、すべてのバイクにLEDが使用できるとは限りません。ヘッドライトを光らせる電流には直流と交流がありますが、LEDは一部の製品を除いて直流にしか対応していません。電流が交流になっている車種には基本的にLEDは使用できないと言えます。

LEDは放熱用のスペースが必要ですが、ヘッドライトが放熱に対応していない車種もあります。そのため、どうしてもLEDを使いたいならヘッドライトごとカスタマイズするしかありませんが、出費が嵩むので注意が必要です。