バイクのカスタムと整備

整備

バイク好きなユーザーにとっては、マシンを自分好みのスタイルにカスタマイズしたいという欲求を持っている人がたくさんいます。現に、自分のマシンを原型が分からなくなってしまうほど極端にカスタマイズする人もいる人です。そこまでのカスタマイズを行う人はそれほど多くありませんが、たとえばヘッドライトバルブを交換したり、ウインカーのデザインを変更したりという程度であれば、バイク好きなら誰もが考えるレベルと言えます。

気に入ったスタイルのバイクに作り上げたいのであれば、個々のパーツを好みのものに交換してしまえば終了です。ただ、それはあくまでも見た目上の変更が完了しているだけに過ぎず、本質的な部分はその時点から始まっていると言えます。どういうことかというと、「安全に使用できる状態が維持されているのかどうか」を確認する必要があるということです。

せっかく好きなスタイルを作り上げることができたとしても、それによって安全性や快適性が著しく失われてしまっていたのでは意味がありません。もっとも、それを分かっていて行っているのであれば問題はありませんが、不測の結果になってしまった場合は問題が発生しやすくなります。そのため、必要最低限度の整備知識を持ってカスタムを行うことが大切です。